1. HOME
  2. ブログ
  3. アンモナイトの活躍した時代はとにかく長い

アンモナイトの活躍した時代はとにかく長い

アンモナイトの活躍した時代はとにかく長い

地球上に栄えた生き物たちはさまざまあります。原始生物から三葉虫、フズリナなど、そして恐竜、爬虫類からほ乳類へ。永いながい時間をかけてこれらは繁栄し、とあるタイミングで絶滅するというプロセスを繰り返しているようです。

もし繁栄の期間が長ければ優れている生き物として考えるなら、アンモナイトは地球上の優等生なのかもしれません。

人類の繁栄なんて まだまだ一瞬…

特集「大阪湾岸に恐竜時代を見た!アンモナイトをさがせ」動画にも出てくる年表をくわしく見ていきましょう。

現在から下の方向に向って時代をさかのぼっていきます。右側の目盛りは1000万年単位です。人類の起源をホモ・サピエンス登場とするなら40万年前の出来事ですから1000万年目盛の1本分の1/3ちょっとぐらいとなります。

長い地球の生物史から見れば、人類の登場なんてまたたく間の出来事なのですね。まずはここを認識してください。

また、私たちほ乳類のなかまが繁栄しはじめた時代を新生代と呼ばれます。ほ乳類が繁栄した時代は大型の鳥類が幅をきかせていました。つい最近、1000年ほど前までニュージーランドにいらっしゃっいましたが、人類によって絶滅してしました。新生代において巨大鳥類という生き物は相当長い期間繁栄していた大先輩なんですけど…。

アンモナイトと恐竜の王国の絶滅!?

巨大鳥類、つまりほ乳類が栄える前に何があったかというと“恐竜、アンモナイトの絶滅”が約6500万年前におこりました。

ここで大きな時代の区分が変わります。現在を含む新生代の前、中生代の終わりということになります。大規模な隕石の衝突に伴う気候変動の影響という説が聞かれますが、まだそれがすべてと断定はできないようです。

しかし、この6500万年前に地球をわがもの顔で王国化していた恐竜やアンモナイトがいなくなり、その時代より新しい地層からは化石が発見されないことは事実です。アンモナイトは中生代白亜紀終わりで姿を消します。

恐竜の2倍以上の生存期間を誇るアンモナイト

中生代もジュラ紀までさかのぼると恐竜など爬虫類の活躍時期のはじまりも見えてきます。だいたい2億年前らしいです。イメージ的に中生代は恐竜たち大暴れの感じがしますが、その間ずっとアンモナイトは繁栄のさなかにありました。印象が弱いですよねアンモさん…。

ジェラシックパークは映画になりますが、アンモナイトの大冒険…というタイトルの映画では、あまり観客は集まらないでしょう(いやいやだれか作ってください)。

なお、アンモナイトの活動していた時間は約3億5,000年間と考えられるそうです。これは恐竜の2倍以上の生存期間になるとのこと。これはしっかり覚えておいてください。

発見されたアンモナイトの化石には最大直径2mのものから数mmのものまであるそうです。多様なサイズ、違いは時代や生息していた地域により異なり、どこか、恐竜のそれと同じなのかもしれません。

チラノアンモとかトリケラアンモとか、アンモサウルスといった個性的な種類を持つ生き物だったのかもしれませんね。タコやイカのなかまに近かったようで、身体の柔らかい部分が化石として残らないため、残念ながらそのような分類はむつかしいようです。

その前には三葉虫たちの絶滅もあった…

中生代はアンモナイトの絶頂期でした。アンモナイト発生したのはシルル紀末期(もしくはデボン紀中期)ということでして…3億5,000年前。三葉虫やフズリナさんが海をゆくなか、同じように活動していました。

もしかしたら相性が良かったのかもしれません。しかし、大繁栄を極めた三葉虫やフズリナも絶滅するのです。大量絶滅(P-T境界事変)といわれる謎の現象です。

しかしアンモナイトはこれに打ち勝ち、生き物として種を保存させたことになります。人類なんかちっぽけなものでして、これだけ永い間活動してアンモナイトには頭が上がりません。

世界中の研究者が関心を持つ理由がおわかりいただけるでしょう。ご紹介したこのお話、しっかり記憶していたき、アンモナイトをおともだちに説明してください。いつか「アンモナイトの大冒険」が映画化されますように…

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事